WG - JAPAN - 2010-07-19 Multi-Protocol Demonstration
カンターラ・イニシアティブ、Open Identity Exchange、OpenID Foundationなどと共同でマルチプロトコルの連携型相互運用性デモを実施
~ Burton GroupのCatalyst Conference North America 2010で認可標準ワークショップにも参加 ~
[本資料は2010年7月19日(米国時間)にカンターラ・イニシアティブから発表された報道資料の抄訳です]
グローバルなアイデンティティ管理コンソーシアムであるカンターラ・イニシアティブはこのほど、本年7月27日に米国カリフォルニア州サンディエゴで開催されるBurton GroupのCatalyst Conferenceで、「Open Identity for Business Interop」(ビジネス向けのオープンなアイデンティティ管理の相互運用)のデモンストレーションと「Authorization Standards Workshop」(認可標準ワークショップ)に参加します。
Open Identity for Business Interopでは、OpenID Foundation、Information Card Foundation、Open Identity Exchange、Identity Commonsのメンバーと共同で、オープンなアイデンティティ管理の導入がビジネスに不可欠な要素であることを実証するデモを行います。デモの内容は以下のとおりです。
・ US Identity, Credential and Access Management (ICAM) Subcommittee、National Institute of Health、およびそれぞれのパートナーの活動により開発された実用的なアプリケーション
・ 複数サイトのさまざまな保証レベルにおけるOpenID、Information Card、SAMLフェデレーションプロトコルの使用例
・ オープンなアイデンティティ管理がモバイル機器へと波及し、新しいタイプのモバイルアプリケーションの利用が可能になる仕組み
・ アイデンティティ管理サービスを利用してサイト間のユーザー操作環境を自動化する、ブラウザベースの新しいアプリケーション
また、カンターラ・イニシアティブは7月27日12:30pm(太平洋夏時間)に行われるAuthorization Standards Workshopの推進役も務めています。この双方向ワークショップでは、OAuth (現在はIETFとして標準化されているコミュニティの取り組み)、User-Managed Access (カンターラ・イニシアティブ内で開発された標準)、XACML(OASIS標準)などの認可標準に関する最新の開発や動向を考察します。ワークショップの参加者は、新しい標準要件を推進する可能性のある認可ユースケースの検証も行います。
本プレスリリースの原文は以下のWeb サイトにてご覧いただけます。
■ カンターラ・イニシアティブについて
カンターラ・イニシアティブは、アイデンティティ管理にかかわるさまざまな組織で構成された、特定技術に依存しない、グローバルでオープンな官民混成のフォーラムです。リバティ・アライアンス、Internet Society、Information Card Foundationなどが共同発起人となって創設され、技術的な相互運用性と連携の推進、運用面での相互運用性を実現するためのポリシー・フレームワークの開発、および技術標準、製品、サービスを安心して導入できるようにするための認定、評価プログラムの提供を使命としています。世界中のアイデンティティ管理コミュニティ、業界団体、政府機関が推進するさまざまな共通ポリシー・フレームワーク、技術仕様、導入ガイドラインを管理するとともに必要なリソースを無償で提供します。詳細は、http://www.kantarainitiative.orgでご覧いただけます。