WG - JAPAN - 2010-04-26 Drummond Group
カンターラ・イニシアティブ、グローバルな相互運用性プログラムの管理にDrummond Groupを採用
[本資料は2010年4月26日(米国時間)にカンターラ・イニシアティブから発表された報道資料の抄訳です]
グローバルなアイデンティティ管理コンソーシアムであるカンターラ・イニシアティブはこのほど、グローバルに実施する相互運用性試験の拡充と管理を委託するため、相互運用性試験機関として定評のあるDrummond Group Inc. (DGI) を選定したことを発表しました。DGI は、カンターラ・イニシアティブの相互運用性プログラムの拡充に要求される試験機能とグローバルなサポート・サービスを提供します。
DGIが管理する最初の試験となるSAML 2.0フルマトリックス相互運用性試験は、2010年9月20日から11月5日までの期間で行われます。カンターラ・イニシアティブ理事会の小委員会であるカンターラ・イニシアティブ審査委員会 (IRB) が、カンターラ・イニシアティブ相互運用性試験プログラムの運用を全面的に監視し、試験全体の実施監督にあたります。相互運用性プログラム担当ディレクターのジョニ・ブレナン (Joni Brennan) は、次のように述べています。「カンターラ・イニシアティブは、アイデンティティ管理を導入する組織間の連携と相互運用に関する課題を解決するために協力することを目的としています。このたび、カンターラ・イニシアティブの認定プログラムを支援する外部組織としてDGIを選定いたしました。」 また、CA社のディレクターでカンターラ・イニシアティブのバイスプレジデントを務めるマシュー・ガーディナー(Matthew Gardiner) は次のように述べています。「連携型のアイデンティティ管理システムの導入と関連する新しい市場の創出を実現する重要な要素となるのが、技術的な相互運用性であるとCAは考えています。CAは、カンターラ・イニシアティブのグローバルな相互運用性試験プログラムをさらに発展させていくために、このプログラムの管理をDGIに委託することを支持します。」
カンターラ・イニシアティブ、および予定されているSAML 2.0フルマトリックス相互運用性試験の詳細は、http://bit.ly/Interop_Prog (http://kantara.atlassian.net/wiki/display/certification/Interoperability+Certification+Program) でご覧いただけます。
■ Drummond Groupについて
Drummond Group Inc. (DGI) は、定評のある相互運用性試験機関です。標準化団体、ソフトウェアおよびファームウェア・ベンダー、業界団体と協力してグローバルな相互運用性および適合性試験と認定を行い、標準規格の導入を推進しています。DGIが提供するテストサービスには、提携ブランドによる認定プログラムと、DGI独自のDrummond Certified (R) プログラムがあります。DGIはこれまでに1,000を超えるグローバルなソフトウェア製品の試験を手がけ、それらの製品は自動車、コンシューマ製品、医療、エネルギー、金融サービス、政府機関、石油、製薬、小売などの分野で使用されています。DGIは1999年に設立され、製品のライフサイクル全体にわたって相互運用性に関する課題を解決する戦略的な相互運用性コンサルティングでも最高水準の評価を得ています。詳細は、http://www.drummondgroup.com/ でご覧いただけます。
■ カンターラ・イニシアティブについて
カンターラ・イニシアティブは、アイデンティティ管理にかかわるさまざまな組織で構成された、特定技術に依存しない、グローバルでオープンな官民混成のフォーラムです。リバティ・アライアンス、Internet Society、Information Card Foundationなどが共同発起人となって創設され、技術的な相互運用性と連携の推進、運用面での相互運用性を実現するためのポリシー・フレームワークの開発、および技術標準、製品、サービスを安心して導入できるようにするための認定、評価プログラムの提供を使命としています。世界中のアイデンティティ管理コミュニティ、業界団体、政府機関が推進するさまざまな共通ポリシー・フレームワーク、技術仕様、導入ガイドラインを管理するとともに必要なリソースを提供します。詳細は、 http://www.kantarainitiative.org/ でご覧いただけます。